LFG?DYOR?NFT界隈で使われてる英語 (用語) の意味や使い方を一挙解説!

2022.07.07 2022.09.04

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NFTという単語が急に身近になってきましたね。日本発のプロジェクトもどんどん増えてきていますが、海外を視野にいれているところも多く、ほとんどの NFT プロジェクトが英語ベースなので、日本人にとっては少しハードル高く感じますよね…

でも安心してください!最低限の用語さえ把握していれば何とかなります。逆に、NFTの世界はとにかく流れが速いので、最低限の用語を把握しているとしていないのとでは、得られるチャンスに大きな差が生まれます!ということで今回は、カナダでデザイナーをしている私が、「これだけは覚えておこう!」と言えるようなNFT英語を厳選して紹介していきたいと思います!

第二弾もあるので、気になる人はこちらもチェックしてみてください。

忙しい人、とにかく答えが早く知りたい人の為に「NFT英語早見表」も作ってみたので是非参考にしてもらえると嬉しいです!

NFT英語 (用語) 早見表

まずはこちらの早見表を参考にしてみてください!細かい解説は、次の章で説明していますので、気になる人は最後まで見てみてください!

英語意味補足
LFGいくぞおおおLet's fucking go の略
Giveawayプレゼント企画
WL (Whitelist)優先者リスト、待遇者リスト
DYOR自分で調べてね、自己責任でお願いしますねDo your own research の略
WAGMI成功するぞおおおWe are all gonna make it の略
Crypto仮想通貨
FOMO大事なことを逃してしまう恐怖Fear of missing out の略
HODLガチホ (買ったNFTを売らずに一生持ち続けること)Hold on for dear life の略
AMA質問コーナーAsk me anything の略
Wen?いつ?When が省略された表現
TBD未定To be determined の略
PFPプロフィール画像Profile picture の略
OG初期メンOriginal Gangster の略
AirdropNFTを無料でゲットすること
MintNFTを市場に売り出す
Gas feeガス代
Scam / Scammers詐欺、詐欺野郎
Sneak peakちら見せ
Bid / Bidder入札、入札者
Go to the moon金持ちになる、大成功する
Traitパーツ
Bear market低迷している市場クマさんの市場じゃないよ!
Whale価値の高いNFTをたくさん持ってる人本来の意味は「クジラ」
Degenギャンブラー
Probably nothingもしかしたら何かあるよ本来の意味は「きっと何も無い」
Shillサクラする
Floor (price)最安値

NFT英語 (用語) の意味や使い方の解説

ここからはそれぞれの用語の詳しい解説や使い方をご紹介していきます!

LFG

これは NFT の情報を追っている人なら一度は必ず見たことあるのではないかと思います!Let’s fucking go の略で、意味は「いくぞおおお」とか「いこうぜえええ」みたいに、いわゆる「レッツゴー!!」を強調した形となります。

Love your project! LFG!!!
お前んとこのプロジェクトめっちゃええやん!いったろうぜえええ!

Giveaway

日本のプロジェクトでもカタカナでギブアウェイと表現されていることがほとんどですが、本来の意味は「プレゼント企画」という意味になります。もはやほとんどの人がこの単語は覚えているのではないでしょうか (笑)

We're gonna have a giveaway soon! Stay tuned!
もうすぐプレゼント企画を行います!待っててね!

WL (Whitelist)

日本のプロジェクトでも「ホワイトリスト」とそのまま呼ばれていたりしますが、いわゆるNFTの購入が優先されたり、割引されたりする「優先者リスト」「待遇者リスト」のようなものになります。Mintlist や Allowlist なんかも同じ意味です。プロジェクトによって呼び名が変わっていたりするので注意しましょう!

We’ll be giving away 10 WL spots!
10人にホワイトリスト (の獲得権) をプレゼントします!

DYOR

最近は、特に大手のプロジェクト内のギブアウェイで目にしたりしますね。Do your own research の略で、訳は「自分で調べてね」という意味なんですが、もっと砕いて訳すと「自己責任でお願いしますね」というニュアンスが含まれています。

Please DYOR before participating in the giveaway.
ギブアウェイに参加する前にちゃんと自分で調べておいてください (参加は自己責任でお願いします)。

WAGMI

We are all gonna make it の略で、直訳すると「私たち全員うまくやる、やってのける」という意味なのですが、意訳すると「みんなで成功するぞおお」「絶対やったろうぜ!」みたいに、その場を鼓舞する際や盛り上げる時に使われる表現です。LFGにニュアンスは少し似ているかもしれません!
日本を代表するプロジェクト「ギャルバース」さんが WAGMAA と掲げているのを見たことがあるかと思いますが、実はあれはこの WAGMI をもじったもので、 We are gonna make an anime together! 「みんなでアニメ作ろうぜ!」の頭文字を取ったものなんです!

Thank you for your continued support! WAGMI!
いつも応援ありがとう!みんなで成功すんぞおおお!!

Crypto

これは入れるか迷ったのですが一応…(笑) ほとんどの人が知っている単語かと思いますが「仮想通貨」という意味です。Ethereum, Polygon, Solana などの総称をさします。

I’ve been getting into crypto recently.
最近仮想通貨にハマってきててさ。

FOMO

Fear of missing out の略で、直訳としては「逃してしまう恐怖」という意味なのですが、具体的には「大事な、重要な情報 (お知らせなど) を逃して損をしてしまうんじゃないかという不安」が近いのではないかなと思います。注目を浴びているプロジェクトや珍しいコンセプトのプロジェクトを見つけた時に、なんとなくそのプジェクトが気になって、最新の情報を逃さないように定期的にチェックしたりしますよね。周りに遅れを取らない為に、損をしない為に必死になるその感覚がまさにFOMOなんです。

It’s very important to make people get FOMO and stick around.
大事なお知らせを逃してしまうんじゃないかという不安を与えてこまめにチェックさせることが大事です。

HODL

Hold on for dear life の略で、直訳だと「必死でつかまる」いう意味なのですが、NFTの世界ではしばしば「買ったNFTを売らずに持ち続けること」を指したりします。日本語では「ガチホ」なんて呼ばれていますよね。「hold = 持つ」と意味とスペルが似ていることから、holder (ホルダー) のことをわざと hodler と言ったりしているのをよく見ます!実はあれ、スペリングミスではないんです!

Listen up, hodlers!
ガチホ勢のみんな聞いてくれ!

AMA

Ask me anything の略で「なんでも聞いてね」という意味なのですが、NFT業界では「質問タイム、質問コーナー」の意味合いで使われています。

We’re gonna launch an AMA tomorrow!
明日質問コーナーやるよ!

Wen?

これはシンプルに When? (いつ?) が省略された表現です。friends なんかも frens と略されていたりしますね。この背景にはさまざまな meme (おもしろ画像のようなもの) が関係しているようです。

Wen is the public sale?
パルリックセールはいつ?

TBD

To be determined の略で「未定です」という意味になります。これはNFT業界に限らず英語で仕事をしている人は誰もが知っているような略語です!

Price: TBD
価格: 未定

PFP

Profile Picture の略で、いわゆる「プロフィール画像、アイコン」のことを言います。複数形の場合は PFPs となります。

I love you PFP, what’s the project?
プロフィール画像めっちゃいいね!何のプロジェクト?

OG

Original Gangster の略で「初期メン」のことです。OGロールを配っているプロジェクトがたくさんありますが、つまり「初期に来てくれたメンバー、初期からいるメンバー」という称号ですね。OGメンバーには特典を与えているプロジェクトがたくさんあるので最新のプロジェクトには目を光らせておいてOG獲得を目指しましょう!

How can I get the OG role?
どうやったらその OG ロール (初期メンの称号) もらえますか?

Mint

これは少しトリッキーな単語です。いわゆる「ブロックチェーン上に作品をトークンとして発行して売買可能な状態にすること」です。よくわからない人の為により簡単な言葉で言いますと「NFTを市場に売りに出す」という意味になります。よく Mint Date なんていう言葉を見るかと思いますが、それは「販売開始日」という意味です。ただしこの単語自分が購入する際にも使われます。Free mint と書いてあったら、無料で購入出来るNFTということになります。

Our mint date is TBD
販売開始日は今のところ未定です。

Airdrop

iPhone の機能ではありません (笑) 英語では「空中投下」という意味なのですが、NFT業界では一般的に「NFTを無料でゲットすること」を指します。日本人は「エアドロ」と言ったりしていますね。例えば、giveaway の景品に Airdrop と書かれていたら、それは無料でNFTをゲット出来るチャンスということです!
Free mint との違いは、Free mint は無料で ”購入する” のに対して、Airdrop は無料で”受け取る” というのが一般的です (ただしプロジェクトによっては同じ扱いのようにしているところもあったりします...)

You will receive the airdrop after minting.
ミント後にエアドロを受け取れます。

Gas fee

「ガス代」のことですね。NFT業界では「手数料」のことを指します。

The current gas fee is fucking high!
今のガス代くそ高過ぎ!

Scam / Scammers

日本語でも「スキャム」と言ったりしますが「詐欺、詐欺師」のことを指します。NFT業界ではとにかく詐欺が多発しています。どのプロジェクトでも Scam Aleart といった形で詐欺報告をしていたりしているので、自分の安全を守る為にも定期的にチェックしておくことをお勧めします!

If you find any scams or scammers, please let us know immediately.
もし詐欺や詐欺師を見かけたら、ただちに私たちに知らせてください。

Sneak Peak

「チラ見せ」という意味になります。ほとんどのプロジェクトが Sneak Peak というチャンネルを Discord 上に置いていたりしますよね。つまり「今作業している最新の情報をチラ見せしちゃうよ」という趣旨のチャンネルなんです。

There will be a sneak peak coming up tonight!
今夜新たなチラ見せを投稿しちゃうよ!

Bid / Bidder

「入札、入札者」のことです。個人でNFTを販売しているアーティストでは、オークション形式で販売している人も多いのでNFT業界にいたら必ず目に入る単語かと思います。

All bidders will receive this sticker.
入札者全員がこのスタンプを受け取れます。

Go to the moon

月に行く?という感じで一瞬ハテナになるかと思いますが、これは「金持ちになる、大成功する」というような意味になり、トレイダーの中では割と一般的な表現になります。日本語の「億り人」に近いニュアンスを感じます。

I’m really confident with this project. Let’s go to the moon!!
俺このプロジェクトがうまく行く自信あるわ。成功させて金持ちになろうぜ!

Trait

ジェネラティブコレクションでは基本的に、各パーツの組み合わせによって描かれていますよね。髪型や顔の表情、衣装や持ち物などのそれぞれのパーツのことを Trait と言います。Collab trait なんて言うのも最近はよく見ますが、つまり「コラボパーツ」ということになります。

We’ve made this iconic cute hairstyle as a collab trait!
この特徴的なかわいい髪型をコラボパーツとして作りました!

Bear Market

クマさんが売ってるマーケットじゃないですよ!「低迷している市場」「相場が下がっている市場」のことを指します。仮想通貨はまだまだ不安定なのもあって、bear market とうまく付き合って行く必要がありますね…

Since it’s such a bear market, we should reconsider our mint date.
相場が下がりまくってるから、販売日を考え直した方が良いと思う。

Whale

本来の意味は「クジラ」という意味ですが、NFTの世界では「価値の高いNFTをたくさん持ってる人」つまり「お金持ちのコレクター」のことを指します!かの有名なお猿のNFTを持ってる人はいわゆるお金持ちばかりです。そんな人が自分のNFTを購入してくれたらどうなると思いますか?きっと周りから「あの人が買ったNFT」として注目を浴びますよね。なのでどのプロジェクトも whale を捕まえるのに必死なんです。

We need more whales to notice our project somehow!
なんとかしてもっとお金持ちのコレクターに俺らのプロジェクトを知ってもらわないと。

Degen

いわゆる「ギャンブラー」という意味合いで使われます。よく Twitter のプロフィール欄に自分のことを Degen と呼んでいる人を見たりするかと思いますが、あれは「俺はハイリスクハイリターンのNFTばっか買ってる奴です」と少し自虐を込めて自分のギャンブラー度合いをアピールしている感じです(笑) ただし、単純にNFTの売買にハマっている人という意味でも使われていたりします。

I’m just a degen.
俺はただのギャンブラーさ。

Probably nothing

直訳すると「おそらく何もない」という意味になるんですが、実はこれ「もしかしたら何かあるかも」という意味で使われているんです!なんてややこしいんだ (笑) つまり probably nothing と言っているのを見たら「何かあるから要チェックやで」というアピールしていることになります。

They changed their PFP all of a sudden. Probably nothing.
あのプロジェクト急にアイコン変えたぞ。これは何かあるなきっと。

Shill

「サクラ、サクラをする」という意味です。「宣伝する」という意味でも使われます。よく Shilling とか Shill zone なんてチャンネルを Discord で見たりしませんか?あれは「ここで好きに自分のプロジェクト紹介していいよー」って意味なんです。

Don’t shill your project here.
ここで自分のプロジェクトをサクラで紹介しないでください。

Floor (price)

NFT業界にいたら必ず目に入る単語です。そのNFTの「一番安い値段」を指します。Floor と訳されていることも多く、Floor が上がる = そのNFTの価値が上がっているということなので、NFT業界では「フロア価格」はとっても大事な要素なんです。

Their floor started going up sharply.
あのプロジェクトのフロア価格が急に上がってきたね。

最後に

いかがでしたか?英語の習得には時間がかかりますが、最低限これらの表現を知っているだけでも NFT の世界がもっと身近に感じられるようになるんじゃないかなと思います!英語で困っている友達がいたら是非この記事をシェアしてあげてください。リストは随時更新していきたいと思います!

第二弾も是非チェックしてみてください!

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この記事を書いた人

Kazuki

英語を使って世界中の人と、遊びも仕事も楽しみたいと思いトロントに留学を決意。たくさんの仲間たちに囲まれて日々ネイティブに近づくべく奮闘中!「英語学習の楽しさ」や「トロントの魅力」を自ら伝える為に KK Talking の運営をスタート!ネイティブから学んだことをシェアしています。アニメ、ゲーム大好きのオタク属性。甘いものに目がない。

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