2023.05.21 2023.05.21
こんにちは!カナダのトロントで英語学習者向けに動画コンテンツを発信しているカズキです!
突然ですが、Karen という単語を聞いて何を思い浮かべますか? 99%の日本人が「誰かの名前…?」ってなると思うんですが、英語圏の人は違います。英語圏の人の99%は、とあるネタが頭に浮かんできます。
この記事では、そんな英語圏なら誰でも知ってるのに、ほとんどの日本人に知られていない英語スラング「Karen」を解説していきます!
英語圏に住んでいる人じゃないと馴染みのないようなネタなので、日本人がこれを知っていたらネイティブはびっくりすること間違いなしです!
先に結論をお伝えしておくと、Karen は「些細なことですぐ文句を言ってくる人」「自己中なクレーマー」のような意味で使われているスラング用語です。
Wiki にはこう記載されています。
a white woman perceived as entitled or demanding beyond the scope of what is normal.
権利や要求が普通の範囲を超えていると思われる白人女性のこと。
ただ実際のところは、ネタとして白人に限らず短気で自己中な人に対して使われていることが多いです!
Karen は基本的に名詞として使われます。
That person is such a Karen.
あの人すぐ店員にキレちゃう奴だわ。
Bro, don't be like a Karen.
おい、そんなんで文句ばっか言ってんなよ。
Karen は “I wanna speak to the manager (責任者出せやぁ)” というセリフと基本セットでネタになっていることが多く、その元ネタの meme (ネタ画像) がこちらです。
この特徴的な髪型がポイントで、英語圏の人は Karen と言えば真っ先にこの画像が思い浮かぶとのことです (笑)
そもそもどうして Karen って名前なの?ってところなんですが、「コレッ!」と言った明確なものがあるわけではなく、とある海外ドラマで近しいキャラクター設定の白人女性役の名前が Karen だったり、インターネット掲示板で同じような出来事を起こした人の名前が Karen だったりと、Karen という名前が割と一般的だったことから、たまたま Karen という名前が悪目立ちしてしまったことが多かったからではないかとされています。
Karenについてはこちらのショート動画でも紹介しています!
英語圏ではほとんどの人に認知されているネタということもあり、海外には Karen をコンセプトとしたレストランが存在します!Karen と言えば「失礼な態度」なので、店員さんが全員めちゃめちゃ失礼な態度で接客してくるという超斬新なコンセプトレストランです (笑)
僕も実際に行ってきて動画にしているので、気になる人はこちらもチェックしてみてください!
お水くださいって言ったら「マックが近くにあるから自分で買ってくれば?てか、トイレの水でも飲んでろよ」って言われたのは良い思い出です (笑)
Karen’s Diner はオーストラリアが発祥で、ポップアップストアとして世界中で開催されています。この動画はカナダのトロントで撮影しました!是非機会があれば足を運んでみてください!
記事をシェアして友達にアウトプットしよう