上級編 | Snapshot? NFT界隈で使われてる英語 (用語) の意味や使い方を一挙解説!

2022.07.18 2022.08.16

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前回のNFT英語の紹介記事が大変好評だった為、第二弾を作成しました!今回は、少し難しめな単語やフレーズも入っているので上級編になります。ただ、海外プロジェクトをチェックする上では必須のものばかりなので、より多くのチャンスを掴めるよう是非最後まで読んで参考にしてみてください!

第一弾はこちらから

今回も、忙しい人、とにかく答えが早く知りたい人の為に「NFT英語早見表」を用意しています!

上級編 | NFT英語 (用語) 早見表

まずはこちらの早見表を参考にしてみてください!細かい解説は、次の章で説明していますので、気になる人は最後まで見てみてください!

英語意味補足
SnapshotそのNFTを持っていたという記録
Dox / doxxed素性を明かす、顔出し
Rug pull売り逃げ
Legitガチ、正真正銘のLegitimate の略
Copy catsパクりプロジェクト
Flip / Flipping安値で買ったものを高値で売って利益を得る
Raid / Raids拡散、宣伝
Blue chip投資価値のある世間に認められた大御所NFT
FUD(恐怖、不確かさ、怪しさ)などを含めた危なさFear, uncertainty, and Doubt の略
Raffle抽選
Secondary marketOpensea などの二次販売用のプラットフォーム
Participant(s)参加者
IRL現実世界でIn real life の略
1/1一点もの
Fill out / fill up入力する
Interact / interactionアクション
Enthusiast熱心な人、ガチ勢
MerchグッズMerchandise の略

上級編 | NFT英語 (用語) の意味や使い方の解説

ここからは第一弾同様それぞれの用語の詳しい解説や使い方をご紹介していきます!

Snapshot

これは一言で訳すのが難しいのですが、ざっくり言うと「指定の期間にそのNFTを持っていたという記録」です。NFTはご存知の通り、ブロックチェーン上にすべての取引が記録されていて、何月何日の何時何分に誰がこのNFTを持っていたのかを抽出することなんか造作もありません。たくさんのプロジェクトが、このブロックチェーンの仕組みを利用して「この期間のスナップショットがある人 には特典を追加します」などの施策を行い、ホルダーが継続してそのNFTを保持したくなるような仕掛けをしているんです。記録とは言っても、自分で何かする訳でもなく、とにかく指定の期間にそのNFTを保持していることで、スナップショット(記録・証明) が自動的に反映されます。

2 days until Snapshot #1!!
1回目のスナップショットまで後2日です!(それまで売らずに持っててね)

Dox / Doxxed

この単語は特に最近になってよく見かけるようになってきましたね。意味は「正体を明かす / 素性を明かす」もっとカジュアルに言うと「顔出しをする」という意味で使われます。doxxed で形容詞の形となり、「正体を明かしている」「顔出しをしている」という意味で使われています。NFTの世界では今だに詐欺の被害が多く、プロジェクトの信頼性を上げる為にチームの顔出しを行う (素性を明かす) プロジェクトが増えてきましたね。

Are they already doxxed?
彼らってもう顔出ししてる?

Rug pull

Azuki というプロジェクトが炎上したのを覚えていますでしょうか?あの原因はまさにこれでした。意味は「販売前まで盛り上がりを見せて (すごいプロジェクトだと見せかけて)、販売後に運営がばっくれたり、恣意的に約束していたロードマップなどを行わず自然消滅させたりすること」を言います。つまり売り逃げですね。Azuki が炎上したのは、ファウンダーが口を滑らせて Azuki を立ち上げる以前に運営していたプロジェクトを Azuki の踏み台 (練習) にしていたことが判明してしまって、その発言に対してホルダーが激怒したのが原因でした。

They did a rug pull.
あいつらは売り逃げした。

Legit

これは legitimate という単語が省略された形で「ガチな、本物の、正真正銘の」という意味になります。例えば、NFTの世界では自称プロモーターがたくさんいますよね。でも彼らのフォロワーは本物なのか、偽フォロワーなのかわかりません。でも、実際に数々のプロジェクトと実績があって、効果もきちんと出ているようなプロモーターは「legit (ガチで正真正銘) なプロモーター」と言えます。その他にも、とにかくポジティブな意味で、単にすごい人に対しても使われます。

Don’t worry. He’s legit.
心配しなくていいよ。彼は本物だから (ガチで信頼できるから)。

Copy cats

「パクりプロジェクト」のことを指します。また Azuki を例に出しますが、Azuki のブーム後に Azuki と同じような横を向いたアニメテイストのプロジェクトが大量に出現し始めましたよね。あれらはまさに Copy cats です。

There are so many copy cats these days.
最近はパクリプロジェクトばっかやな。

Flip / Flipping

「NFTを安値で買って、それ以上の値段で売って利益を得る」ことを指します。NFTを投資と捉えている人にとってはとっても重要な単語ですね。

Recently I’ve been earning a lot of money to flip tons of NFTs.
最近、NFTの短期売買でかなり稼がせてもらってんだよね。

Raid / Raids

Twitter raid って名前のチャンネルが用意されているプロジェクトをよく見かけませんか?本来「奇襲」という意味なんですが、この場合あえてわかりやすい言葉で訳すと「Tweet を拡散してね、宣伝手伝ってね」という意味です。"drop your NFT (あんたのNFT教えてくれよな)" みたいな、いわゆる宣伝枠のツイートを見かけることも多いと思いますが、こういうツイート対して raid する場合は、みんなで私たちのプロジェクトをこの人に売り込もう!(奇襲宣伝しよう)って意味になるんです。

Guys, please raid this tweet!!
みんな、このツイート拡散してくれい!

Blue chip

「投資価値が非常に高いと世間に認められているNFT」のことです。いわゆる「大成功を収めている、そしてそれがこの先も続くであろうとされているNFT」です。BAYC, Cool Cats, Azuki, Doodle, Crypt Punks などの大御所NFTプロジェクトは全て Blue chip と言われています。
ちなみに多くの人が勘違いしているのですが、公式マークのあの青いバッジは Blue Chip ではありません。あれは海外では veryfied (承認済み) と呼ばれています!ただ、勘違いが一周回って、あれを Blue Chip とあえて呼んでるところも見たことがあります (笑)

Everyone wants to have blue chip NFTs.
みんな大御所NFTが欲しいのよ。

FUD

Fear, Uncertainty, and Doubt の略で「恐怖」「不確かさ」「疑い」という意味です。FUDという言葉を見たらネガティブな話をしていると覚えておきましょう!

That project is spreading FUD again.
あのプロジェクトはまた危ない感じ出ちゃってるね。

Secondary market

これは OpenSea や Foundation などの二次販売を行うプラットフォーム(マーケット)を指します。デザインをブロックチェーン上に登録 (リスト) して直接ミントサイトで購入する段階が一次マーケットとなり、そのあとそのNFTたちが OpenSea などで売買がされていくのが二次マーケットなんです。

I got those on the secondary markets.
これらはセカンダリーマーケットで買ったよ。

Participants

「参加者」「応募者」という意味です。よくイベントやプレゼント企画の参加者へのメッセージがある際によく使われるので覚えておいて損なしです!

All participants will get our WL spot.
参加者全員にWLをお配りします。

IRL

In real life の略で「現実世界で」という意味になります。NFTの業界に限らずよく使われる英語表現です。IRL event と書いてあったら、オンライン上ではなく、現実世界のリアルイベントという意味になります。

Have you ever joined any IRL events?
リアルイベント参加したことある?

1/1

「一点もの」という意味です。海外のプロジェクトではジェネラティブプロジェクトが主流なので、それと区別する際によく使われています。1/1 design と書いてあったら、ジェネラティブとしてランダム生成されたものではなく、その為だけに描かれた一点もののデザインを指します。日本ではイラストレーターがたくさんいますが、そんなイラストレーターさんが1点もののイラストを描いているのは、全て 1/1 art となります。

Our NFTs are all 1/1 quality.
私たちのNFTは全て1点もののクオリティです。

Fill out / fill up

これはフォームを入力する際に使われます。fill up the form と書いてあったら「フォームを入力してください」という意味です。NFT用語というわけではないですが、NFTの世界ではフォームを入力するシーンがとてつもなく多いので覚えておいて損なしです!

Please fill up the form asap.
急いでフォームを入力してください。

Interact / interaction

giveaway でよーく見る単語ですね。辞書で調べると「作用する」と出てくるのですが、giveaway で使わる際の意味は「(何かしらの)アクション」です。例えば Twitter の giveaway で “any interactions” と 書かれていたら「Like、リツイート、フォローなどどんなアクションでも」という意味になります。

Any interactions will be considered for our WL.
どんなアクションでもWL獲得が考慮されます。

Enthusiast

「熱中している人」「熱心な人」という意味で、もう少し大げさに言うと「ガチ勢」ですね。NFT活動に一生懸命毎日従事している人はみんな NFT Enthusiast と言えますね!

I am such a NFT enthusiast.
俺はNFTガチ勢だ。

Merch

発音的には「マーチ」と読み、意味は「グッズ」です。英語では goods とはほとんど言わず、Tシャツやキーホルダーなどのグッズは基本 Merchandise と呼ばれていて、それが省略した形で Merch と言われていることがほとんどです。なので Merch という単語を見たら、グッズ販売の話でもしてるんだなって思っておけば問題ないです!

We're gonna have exclusive merch only for our holders.
ホルダー限定の特別グッズを制作予定です。

最後に

いかがでしたか?前回の第一弾と比べたら少し難しいものもあったかと思いますが、これらのフレーズや単語がわかっているのとそうでないのとでは、海外プロジェクトを日々チェックする上でかなり差が生まれます。少しずつ覚えてNFTライフを充実させていきましょう!

第一弾はこちらから

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この記事を書いた人

Kazuki

英語を使って世界中の人と、遊びも仕事も楽しみたいと思いトロントに留学を決意。たくさんの仲間たちに囲まれて日々ネイティブに近づくべく奮闘中!「英語学習の楽しさ」や「トロントの魅力」を自ら伝える為に KK Talking の運営をスタート!ネイティブから学んだことをシェアしています。アニメ、ゲーム大好きのオタク属性。甘いものに目がない。

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