2021.04.09 2021.06.24
こんにちは!トロント在住、KK friends MEGUMI です。
みなさん、日本とカナダでは様々な物に関する単位やサイズが異なっていることを知っていましたか?
私はトロントに来てからその違いを知り、今だに混乱したります(笑) その度にインターネットで検索して、変換していましたが、これが結構面倒なんですよね...でももう心配はご無用です!今回はそのもどかしさを解消するべく、私の今までの経験をもとに、いろいろな単位の違いについてまとめてみました!
いざという時に見返せるようこの記事をブックマークしておくことをおすすめします!
単位には日本などで使用されている、メートル法( Metric system:メトリックシステム )と、アメリカ、イギリスなどで主に使用されいてるヤード・ポンド法( Imperial system:インペリアルシステム)の2種類があります。
メートル法( Metric system:メトリックシステム )
キログラム、メートル、センチ、リットルなど
※日本が使用している単位
ヤード・ポンド法( Imperial system:インペリアルシステム)
マイル、ポンド、フィート、インチ、ガロン、オンスなど
※主にアメリカで使用されている単位
カナダでは1970年以降、公式には日本と同じメートル法を採用しています。しかし、メートル法での表記を先にすれば、ヤード・ポンド法の併用も認められていることと、お隣の国アメリカが、ヤード・ポンド法を使っていることもあり、完全な移行が滞っている状態で、実質的に2つの単位が今も共存している形となっています...
そのため、カナダでは未だに様々な場面でヤード・ポンド法での表記を見かけます。
カナダの公式な温度の表記は、日本と同じ摂氏 ℃(Celsius:セルシウス)です。
そのため、カナダのテレビでの天気予報の気温や体温などは摂氏 ℃ を使用されますが、家のエアコンが華氏 ℉(Fahrenheit:ファーレンハイト)表示になっていたり、アメリカのテレビ番組では華氏 ℉ が使われていたりして混乱します。
また、家庭用のオーブンで表記されるのは華氏 ℉ のところが多いため、日本のレシピなどを見ながらオーブン調理する場合は温度の変換が必要です。私自身お菓子やパン作りが趣味なのですが、日本のレシピを見ながら作るとき、温度の変更に毎回苦労していました...(笑)
今回は簡単に変換できるように、早見表を作ってみましたので、早速見ていきましょう!
摂氏 ℃ | -5 | 0 | 5 | 10 | 15 | 20 | 25 | 30 |
華氏 ℉ | 23 | 32 | 41 | 50 | 59 | 68 | 77 | 86 |
アメリカのテレビ番組を見るときの注意!冬場の天気予報で23°という表記を見て、暖かいと勘違いしてしまいがちですが、華氏 ℉ で表記してあるので、実際には-5 ℃ とかなり寒かったりします、、
摂氏 ℃ | 160 | 170 | 180 | 190 | 200 | 210 | 220 | 230 |
華氏 ℉ | 320 | 338 | 356 | 374 | 392 | 410 | 428 | 446 |
カナダに来て最初の頃は、オーブンの温度を設定するときに、180℃ → 356℉ へ設定するのに値が高すぎて恐怖さえ感じていました...(笑)
下記におおまかに計算できる方法を載せてみました!これを覚えておけば、大体の温度が計算できます!
℃ から ℉ へのおおまかな変換
温度を2倍にし、30を追加します
例:20℃ からの変換だと「20×2=40+30=70 ℉ 」となります
℉ から ℃ へのおおまかな変換
温度から30を引き、2で割ります
「70-30=40÷2=20 ℃」 となります
カナダと日本では計量カップの1カップあたりの値が違うんです。お菓子作りをするとき、計量はしっかりしないと失敗につながったりもするので、違いがあることを知って衝撃でした(笑)
1カップあたりの ml 数の違い
・日本:200ml
・カナダ:250ml
なんと50mlも違う...日本のレシピを見ながらカナダでお菓子作りをする際は要注意です!ちなみにお隣の国アメリカでは1カップあたり240mlでここも少し違いがあります。個人的に、全世界で揃えてほしい~と願うポイントです(笑)
ただ、計量スプーンに関してはカナダ・日本ともに表記は同じなんです!
大さじ、小さじの計りは困らないので、安心ですね!このように5本セットで売られていることが多いです。
トロントに来て最初のころ、スーパーで表記が lb(ポンド)であるのに気づかず kg(キログラム)だと勘違いして、レジで3ドルくらいだと思って買ったキャベツが6~7ドルだったのに驚いた記憶があります(笑)
このようにカナダのスーパーではキログラムではなく、売り場表示にポンドがよく使われています。
お店によっては店内に専用の計りが置いてあって重さをチェックできるところもありますが、置いていないところも多々あるので、大体の感覚で覚えておけると便利です!また、表記も商品によって様々なので、感覚が掴めるようにいくつかの例をまとめてみました!参考にしてみてください~!
このように計り+重さを変換するテーブルがあるととってもありがたいですね!
野菜やフルーツは量り売りで売っているものが多いです。このオレンジだと、1ポンド(約450グラム)あたり 1.47ドルとなります。
オレンジ1つだと大体250グラム程度
→ 1個半~2個程度で1.47ドルということになりますね!
お肉類の表示でたまにあるのが、このように上には大きくポンドあたりの値段が表記されいてるのに...
実際のパッケージ表記はキログラムでされていたりします...トリッキーですよね~。統一してキログラム表記にすればいいのにといつも思います(笑)
Made in Canada でカナダからのお土産にもってこい!のこちらのコーヒークリスプは、「2 for $1.50」で販売されていました。2つ買うと1.5ドルという意味です。その下に小さく書かれている「98¢ ea」は1つ毎( Each )だと98セントという意味です!
このようにいろいろな表記があって戸惑うこともあるスーパーでのお買い物ですが、カナダで生活しているうちにだんだんと慣れてきます(笑) お買い物の際には、重さの表記をチェックして快適にお買い物をしましょう!
カナダでは体重、身長の測定に関して、会話の中や質問表などで、ポンドやフィートで聞かれる場面が多々あります。私も身長を聞かれてセンチメートルで答えたら、フィートで聞き返される、、なんて場面を多々経験しました(笑)また、ジムや家庭用体重計でもポンドで表示されることがほとんどなので、カナダに来るときは自分の体重・身長をポンド・フィートでも覚えておくと便利かもしれません!
ジムなどにはこのような体重計が置いてあることがありますが、使い方がわからず、周りの人に聞いてやっとのことで使っていました(笑) せめてデジタル表示にしてほしい...
キログラム kg | 40 | 45 | 50 | 55 | 60 | 65 | 70 | 75 |
ポンド lb | 88.2 | 99.2 | 110.2 | 121.3 | 132.3 | 143.3 | 154.3 | 165.3 |
※小数点第二位で四捨五入しています
ポンドからキログラムに直すときは、ポンドの重さを2.2で割ると簡単におおよそのキログラムに変換できますよ!
例えば、110.2 lb ÷2.2=50 kg
センチ cm | 152 | 155 | 157 | 160 | 163 | 165 | 168 | 170 | 173 | 175 | 178 | 180 |
フィート ft | 5'0" | 5'1" | 5'2" | 5'3" | 5'4" | 5'5" | 5'6" | 5'7" | 5'8" | 5'9" | 6'0" | 6'1" |
※四捨五入しています
また、5フィート1インチは「5’1”」と表します!
フィートとインチに関しては、先日ブラインドカーテンをオーダーする機会があり、在庫を確認するためにお店に連絡し、長さをセンチで計っていたためそれを伝えると、センチでは扱ってないのでインチに直して教えてくれといわれてしまいました。センチでは値が正確すぎるのと、インチの単位のほうが大きく幅の猶予があるため、インチを使用しているんだそうです、、混乱しました(笑)
サイズ表記は SML と日本と基本的に表記は同じですが、もともとの規定サイズが大きめに設定されていることが多く、私は日本で買っていたサイズより1サイズ、ブランドの種類によっては2サイズ下のものを購入しています!また、数字の表記方法もありますが、カナダでは奇数ではなく、偶数を使っていて少し日本と異なるので、表にまとめてみました!
日本 | XS 5号 | S 7号 | M 9号 | L 11号 | XL/2L 13号 | XXL/3L 15号 |
カナダ | XXS 0 | XS 2 | S 4-6 | M 8-10 | L 12-14 | XL/2L 16-18 |
日本 | 36-37 S | 38-39 M | 40-41 L | 42-43 XL/2L | 44 XXL/3L |
カナダ | XS | S | M | L | XL/2L |
こうやって見てみると表記は同じでも日本とは結構サイズが違うんですね!
ただ、各ブランドによってもサイズに若干違いがあるので、サイズの確認は目安として、試着してからの購入をおすすめします!
カナダで靴を買うときには、インチでサイズ表記がされます。日本ではセンチで靴のサイズが表示されているので、最初は違和感がありました(笑)ちなみに表記はアメリカとカナダは同じ「US 6.5」のように表示されます!また、「UK(イギリス)」「EUR(ヨーロッパ)」の表記があるものありますが、こちらはまたサイズが異なるので、注意しましょう!
日本 cm | 22.0 | 22.5 | 23.0 | 23.5 | 24.0 | 24.5 | 25.0 | 25.5 | 26.0 |
カナダ inch | 5.0 | 5.5 | 6.0 | 6.5 | 7.0 | 7.5 | 8.0 | 8.5 | 9.0 |
日本 cm | 25.0 | 25.5 | 26.0 | 26.5 | 27.0 | 27.5 | 28.0 | 28.5 | 29.0 |
カナダ inch | 7.0 | 7.5 | 8.0 | 8.5 | 9.0 | 9.5 | 10.0 | 10.5 | 11.0 |
靴のサイズもメーカーによってそれぞれサイズ感や履き心地が変わってくるかと思いますので、試着してみることをおすすめします!
カナダは日本と同じで距離や速度はキロメートルで表示されており、ガソリンを入れる際も日本と同じリットル表示で安心です!
しかしアメリカでは速度表示にマイル、そしてガソリンはガロンが使用されるため、注意が必要です!トロントから一番近いアメリカの都市は、バッファローというナイアガラの滝で有名なナイアガラの隣の都市です。市内から車で1時間半~2時間程度と気軽に行くことができます。その気軽さからアメリカへ行く機会も増えるかと思いますが、アメリカへ入国すると道路の速度表記がマイルに変更になるため、注意です!特にアメリカからカナダへ入国するときには、マイルの影響を受けて、速度が上がりすぎてしまう恐れもあるので、車でアメリカへ行くときは気をつけましょう。キロメートルとマイル両方のメーターが備えてある車もあるようなので、チェックしておくと安心ですね!
ガソリン
アメリカ:1ガロン=3.79リットル
カナダ:1ガロン=4.55リットル
※アメリカとカナダではガロンの値が違うんです!ややこしいですね...
公式には日本と同じ単位を使うカナダですが、様々な場面で日本と異なる表記が使われています。違う表記を見て最初は戸惑うかもしれませんが、大まかにでもサイズの違いを理解しているととっても便利なので、この記事がみなさんの快適なトロントライフの役に立てることを願っています!
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