2024.03.05 2024.04.17
こんにちは!トロント在住、KK Friends の Miyuki です!
一年に一度、街中が緑色になる日「 St. Patrick’s Day 」を皆さん知っていますか?
緑のアイテムを身に着けて緑のビールを飲む、アイルランド発祥の祝日です!今回は、カナダやアメリカ、世界中でお祝いされるようになった St. Patrick’s Day についてご紹介してきたいと思います!
せっかく留学するのなら、英語の勉強だけでなく海外諸国の文化や風習、イベントなども一緒に知りたいですよね。アイリッシュパブを探して、現地の人たちとワイワイ楽しみながら St. Patrick’s Day を楽しみましょう!
St. Patrick Day とは、5世紀頃にアイルランドにキリスト教を広めた聖人パトリックを称えることから、彼の命日である3月17日をカトリックの祭日とし、1903年より、アイルランドの正式な祝日として定められました。昔からアイルランドではフェスティバルやパレードを行ったりと国中でお祝いをしていましたが、今では世界中のアイルランド系の移民が多い都市や地域で、国や人種、宗教を超えて盛大に祝われるようになりました。
カナダでは一部の州で祝日とされ、ニューファンドランド・ラブラドール州で国民の休日に定められています。3月17日に一番近い月曜日がお休みになるので、2023年は3月18日の月曜日。トロントを含むその他の州では休日ではありませんが、トロントやモントリオール、バンクーバーなどでも盛大にイベントを楽しんでいます。
St. Patrick's Day のシンボルカラーが緑である理由は、2つあると言われています。
1つ目は、アイルランドは「エメラルドグリーンの島」と呼ばれるほど緑豊かな国で、緑色がナショナルカラーだからだそうです。そこから、緑の服を着て、緑のビールを飲み、緑の食べ物を食べる風習が生まれたそう。
2つ目は、アイルランドの国花である三つ葉のクローバー「シャムロック( Shamrock )」が緑色だからという理由。もともと、聖パトリックが布教活動を行っていた際に、この三つ葉のクローバー(シャムロック)を用いて、キリスト教の教えである「三位一体説」を説いたんだそうです。
St. Patrick’s Day といえば「緑」と「三つ葉のクローバー」なのですが、もう一つ、欠かせないのがアイルランドに古くから伝わる小人の妖精おじさん「 Leprechaun(レプリカン、またはレプラコーン)」。この妖精は、アイルランドの民話に出てくるイタズラ好きのおじさんで、幸運を運ぶとも言われています。靴を作って生活する職人であるこのシャムロックおじさんは、金貨を虹の麓に隠しているそうで、人間に見つかると、逃がしてもらう代わりにお願い事を叶えてくれるんだとか★
アイルランドではクリスマスよりも盛り上がるといわれる St.Patricks’s Day!カナダのトロントでも St.Patricks’s Day が近づくと緑のグッズが街で売られるようになります。せっかくトロントに来たのなら、ぜひ現地の人たちと一緒に楽しんでみたいですよね。ここからは St. Patricks’s Day を120%楽しめちゃう4つのポイントをご紹介していきます!
Dallarama( $1ショップ)やモールなど色々なところで緑のグッズが売っているので、意外と簡単に手に入ります!緑の Tシャツ、ズボン、ピンポイントで緑の靴下、、などなど、緑であれば何でもいいらしいので、緑の服がなければ、緑の帽子、緑のリボンなど、何か緑のものを身に着けてみてくださいね。
こちらも街でよく見かけるアイテム!緑色の洋服が見つからなかったら、シャムロック(三つ葉のクローバー)の眼鏡をかけてみたり、フェイスペイントをしてみたり、ちょっとした飾りをつけてみてもいいですね。仕事などで緑のコーディネートは難しいという方でも、ワンポイントとしてシャムロックのアイテムを身に着けても良さそう!
妖精のレプリカンおじさんが被っているこの緑色の帽子。レプリカンになりきって街を歩いたら、いろんな人から声を掛けられそうですね!笑
当日は緑のアイテムを身に着け、緑のビールを飲むのが定番!私もまだ挑戦したことがないので味はわかりませんが、とっても気になります!お友だちを誘って、ぜひアイリッシュパブへ。未成年の方やお酒が苦手、、という方にはスタバやティムなどのカフェで抹茶ラテを頼むという楽しみ方もあるそう◎
当日はお家で楽しみたいという方、必見!家でも緑ビールが作れるんです!黄色のビールにブルーキュラソーなどのリキュールを少量混ぜると、ビールの色が緑に変わるんだとか!ぜひ試してみてください!
トロントでは毎年パレードが開催されています。生のマーチングバンドの演奏が聴けたり、アイルランドの伝統的な衣装を見られるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
日時
2023年3月17日 (日)、12:00pm~
ルート
St. George Street x Bloor Street から始まり、Yonge Street を南下して最後に Queen Street を曲がって University Avenue まで進みます。TORONTO サインのあるネイサンフィリップスクエアにはパレードを見られるパブリックビューイングも開設される予定。
詳しいパレードの情報はこちらから
アイルランドと言えばビール文化!お馴染みのギネスビールもアイルランドで生まれたビールです。最後にトロントでアイリッシュパブを楽しめる場所をいくつかご紹介します。St. Patrick's Day にはぜひアイリッシュパブに行ってビールを楽しんでみてくださいね。
ダウンタウンの FC Eaton Centreから西に歩いて15分ほどのところにあるアイリッシュパブ「 The Black Bull Tavern 」。店内だけでなく、外には広めのパティオもあります。ビールの種類も豊富で、ナチョスとのコンビネーションは最高!
名前 | The Black Bull Tavern |
住所 | 298 Queen St W, Toronto, ON M5V 2A4 |
営業時間 | 日曜 - 水曜:12:00PM - 12:00AM 木曜:12:00PM - 1:00AM 金曜・土曜:12:00PM - 2:00AM |
HP | https://m.facebook.com/blackbulltoronto/ |
https://www.instagram.com/theblackbulltavern/ |
通称「キャベッジタウン」と呼ばれるエリアにある「 Stout Irish Pub 」。トロントに最初に移住してきたアイルランド人たちが、このキャベッジタウンに集まってコミュニティを作っていたと言われています。St. Patrick's Day 当日はこの周辺に行けばアイルランドの国旗や緑の服を着た人たちに多く出会えるかもしれません!
名前 | Stout Irish Pub |
住所 | 221 Carlton St, Toronto, ON M5A 2L2 |
営業時間 | 月曜 - 木曜:11:30PM - 10:00PM 金曜:11:00PM - 10:00PM 土曜:11:00PM - 12:00AM 日曜:11:00PM - 9:00PM |
HP | http://www.stoutirishpub.ca/ |
https://www.instagram.com/stoutirishpubto/ |
Green Line ( Line 2 ) の College 駅から歩いてすぐのところにある「 Mick E. Fynn’s 」。緑のビールだけでなく、緑のカクテルもあります。アイリッシュパブに行くと、ついフィッシュアンドチップスが食べたくなっちゃう!
名前 | Mick E. Fynn’s |
住所 | 45 Carlton St, Toronto, ON M5B 2A1 |
営業時間 | 月曜 - 日曜:11:00AM - 2:45AM |
HP | http://www.mickefynns.com/ |
https://www.instagram.com/mickefynnstagram/ |
アイルランドの首都ダブリンの名前を持つアイリッシュバー「 Dublin Calling 」。店内には大きなテレビがいくつもあるので、スポーツバーとしても人気のバーです。St. Patrick's Day だけでなく、スポーツ観戦が好きな方にもオススメ。
名前 | Dublin Calling |
住所 | 250 Adelaide St W, Toronto, ON M5H 1X6 |
営業時間 | 月曜 - 日曜:11:00AM - 2:45AM |
HP | https://dublincalling.com/ |
https://www.instagram.com/dublincallingto/ |
いかがでしたでしょうか?現地のイベントを堪能できるのが海外留学の醍醐味!特にカナダは移民大国なので、今回のアイルランドだけでなく、たくさんの国の文化を知ることができます。
カナダに来るならまずは知っておきたい、カナダの建国記念日「カナダデー」についても、こちらの記事で紹介しているので是非チェックしてみてくださいね。
各国の文化を学びつつ、海外生活を楽しみながら、英語学習のモチベーションも上げていきましょう!
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